運営

研究会運営の考え方

前年度の研究会の動きでも述べましたが、新年度も、依然としてコロナウイルスの流行とつきあわなくてはいけない 1 年となるでしょう。Zoom 等での web 会議は、非常時の為の手段だけでなく、平常時にも活用すべきモノと考えます。外出を控えたい時でも、物理的に離れており出席しづらい時等には、web 会議は有効に機能するはずです。また、研究会の分科会や WG に参加するは、若干遠慮気味に考えておられる方も、web 会議では気軽に参加でき、このような形で忙しい若い技術者の方も気軽に参加していただくことで研究会が活発化する起爆剤になれば良いと期待しております。今回の総会は、web 会議方式になります。いつも地方からの参加が難しかった会員の皆様が参加いただけると良いと考えます。技術交流会も本年 12 月に開催を予定しております。会場を使えるか未定ですが、それにとらわれず、企画を進めて行きたいと考えます。各分科会やWG もよろしくお願いしたいと考えます。以前からお願いしている研究会の若返りのきっかけになってくれればと期待します。本年も、会員の皆様と一緒にこの研究会の活動を盛り上げていきたいと考えます。よろしくお願いいたします。

会報・研究会通信の発行

分科会、委員会およびWGにおいて検討している事項や、役員会などの動き、会員動向等の情報を掲載した会報を、年度内に 2 回発行いたします。これまで、会報は CD による配布としていましたが、来年からは制振工学研究会のホームページからダウンロードできるように検討をしています。 
研究会通信につきましては、月1回発行してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で研究会の分科会、委員会、WG活動が中止となりましたので、5月以降の発行を中断しております。活動が再開され次第、これまでどおり発行してまいります。 

定例会の開催

本研究会に関わる研究・技術は制振という特異な分野を対象しており、これらに関連した研究及び実験に関する各分科会、WG及び会員の日頃の研究成果を発表し、技術者相互間の交流を図ることを目的に技術交流会を実施しています。技術交流会は、基調講演、各分科会、各WGからの研究成果報告や国内外の研究論文紹介及び会員からの一般講演を主体に実施しています。 なお、本年度の技術交流会の開催は12月に予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響のため、中止もしくはインターネットを使用した講演会とするかについて検討中です。詳細は、制振工学研究会のホームページまたはメールマガジンで報告してまいります。 

調査・研究

昨年度に引続き、文献調査分科会、計測・評価技術分科会、利用技術分科会、材料技術分科会、教育研修分科会を中心に課題解決のための活動を行ってまいります。そして、これらの成果は、会報や技術交流会で公表するとともに、必要があれば、本会外に積極的に公表していきます。 

講習会の開催

制振技術及び関連技術の普及・研修を目的に、積極的に開催してきましたが、。新型コロナウイルス感染症の影響のため昨年度は中止した講習会もあります。今後も、新型コロナウイルス感染症の影響をみながら、web講習会も視野に検討していきたいと思います。 

成果品の配布及び頒布

定例会、分科会、WGおよび講習会などの活動によって得られた成果につきましては、以下のホームページにて安価で頒布しております。なお、会員の皆様には1部、無料で配布しております。

主な活動

技術交流会

毎年12月に開催し,研究者・技術者による研究論文講演及び制振工学研究会の分科会,委員会,WGの活動成果を報告いたします.

分科会・委員会・WG活動

5分科会,2委員会を中心に5つのワーキンググループ(WG)を設け,会員は自由に活動に参加して,試験・研究結果や各種情報の共有をはかることが出来ます.
2015年7月現在の各会議体の構成は以下のようになります.

(1)会報編集委員会

  ・ウェブサイトWG

 (2)文献調査分科会

 (3)計測・評価技術分科会

  ・音響管計測WG2

 (4)利用技術分科会

  ・建築(住宅)における制振材料利用技術WG

  ・事例研究WG

  ・振動音響解析WG

 (5)材料技術分科会

 (6)教育研修分科会

 (7)情報委員会

研究会通信

毎月初めに,研究会の行事予定,各分科会,委員会,ワーキングループ(WG)の活動予定,会員消息と関連学協会の行事案内を記載した「研究会通信」を,メールマガジンとして配信しています. 会報 定期的に技術情報や蓄積された技術・知識を「会報」にまとめ,会員に年二回配布しています. 情報配信 制振工学研究会に登録された会員,会員以外の方に,不定期に各種イベント案内や情報を配信しています.

講習会

制振工学全般にわたる基礎,計測技術,解析技術,利用・応用技術の習得等を目的とした講習会や吸音材料の計測技術関連の講習会を実施しています.

見学会

年1回~2回開催し,個人レベルでの見学が難しく,会員の希望の多い施設の見学会を実施します.見学会はどなたでも参加できます.

出版物

分科会やWGの活動成果は,12月の技術交流会で報告し,交流会資料集は電子ファイルで会員(無料)および会員外の皆様に安価に提供しています.なお,一部の活動成果は会報で報告しています.また,制振工学研究会主催の講習会についても,資料を電子ファイルで安価に提供しています.